旅行先の通貨の種類とレートを確認しよう!
常日頃、FXをやっていたり株に大きな関心のある人は、為替レートを毎日確認してるかもしれませんが、そうでないほとんどの人たちにとって「為替レート」は意外と馴染みが少ないのではないでしょうか?
「米ドル/円(USD/JPY)」なら、
「う~ん、だいたい$1=110円くらいかな?」
みたいに、まだなんとなく想像がつくかもしれませんが、ちょっとマイナーな通貨になるとまったく見当すらつかないことがほとんどだと思います。
でも、海外に行くときは現地の通貨情報はとっても重要ですので、以下の3つをしっかり把握しておきましょう。
1.現地の通貨の種類
2.現地の通貨のレート
3.現地の各種サービスの相場
まず、1の「現地の通貨の種類」ですが、現地で使われているすべての「紙幣」と「硬貨」の種類をあらかじめ調べておくことが大切です。
紙幣の方は紙面に大きな数字が書かれてますので、気をつけていればそうそう間違えることも少ないかもしれませんが、見慣れない紙幣で色やデザインが似ているものは気をつけないと、ついうっかり高額紙幣を出して「おつりはとっといて!」なんていったら大変です。
それと、硬貨の方はまぎらわしいものが結構あるので、事前にしっかり覚えておきたいところですね。
つぎに、3.の「現地の各種サービスの相場」というのも旅行前にしっかりリサーチしておくことをおすすめします。
例えば、日本でタクシーに乗る場合、どんなタクシーに乗ろうが、だいたい料金は決まってますよね?
ところが、海外でタクシーに乗ると、「本来なら1,000円くらいで行けるところ」なのに、「はい、1万円です!」とか「はい、2万円です!」なんてボラれることはザラです!
もちろん、あなたがどの国にいくかによって現地の状況は異なりますが、とかく観光客は吹っかけられがちですので注意してください。
その国で「モノを買ったり」「サービスを利用したり」する場合のおおよその相場を事前に把握しておくことは、楽しい旅行を満喫するうえで、とても大切なことといえます。
さらに、2.の「現地の通貨のレート」ですが、これも言うまでもなく重要です!
例えば、インドのルピーのように「1ルピー≒1.5円」のような為替レートであれば、判断するのはカンタンですよね?
「提示された値段をだいたい1.5倍すればいい」ということになりますので、「料金は1,000ルピーです」と言われれば「だいたい1,500円くらいかな」とすぐにわかります。
しかし、例えばベトナムのドンのような通貨の場合はどうでしょうか?
「1ドン≒0.0048円」言い換えれば「1円≒210ドン」という為替レートですので、「料金は200,000ドンです」とか「1,000,000ドン払ってください」といわれても何がなんだかすぐにはわかりませんよね?
「ひゃ、ひゃくまんドンとかっていわれても、そんな大金持ってないです」とかって思ってしまいがちなんですが、これ実は4,800円くらいです。
そんなときに、ものすごく重宝する心強い味方が「通貨換算アプリ」です!
心強い味方、通貨換算アプリ!
昔は、よく海外旅行をするときに、「電卓を持っていって、お店で電卓をたたきながら現地の値段を日本円に直して考える」なんて人も多かったと思いますが、いまはそんなことをする必要はありません。
だれもが持ってるスマホに「通貨換算アプリ」を入れてしまえば、いつでもどこでもすぐに日本円に換算して考えることができます。
いろんな無料の通貨換算アプリが出てるので好きなモノを使えばいいと思いますが、私が使ってるのはこれです!
⇒ Appストアー(iPhone用)のダウンロードはこちら!
⇒ GooglePlay(Android用)のダウンロードはこちら!
「Currency」というアプリで、iPhone用もAndroid用もどちらもあります。
アプリをダウンロードしてデフォルト状態のままですと、最初はこんな感じでメジャーな通貨が表示されてます。
そこで、旅行先ではこのデフォルト画面は見にくいので設定を変更します。
先ほど例にあげたベトナムに旅行する場合は、日本の「円」とベトナムの「ドン」にチェックマークをつけておけばOKです!
そうすると、日本の「円」とベトナムの「ドン」との為替レートに基づく「日本円」と「ベトナムドン」のみが表示されるので、とても見やすいです。
このようにしておけば、あとはベトナムで例えば「100,000ドンです」といわれれば、「ドン」のところに「100,000」と数字を入れると、一瞬で「¥467」と日本円に換算した価格が出てくるというわけです。
この通貨換算アプリはとっても便利で無料で使えますので、ぜひ旅行先でどんどん使ってくださいね。